エッセー 《地方紙掲載》

テーマー 年末の準備 年末準備はどこのご家庭も繁多な仕事が待っているが、なかでも、欠かせない準備といえば餅つきであろう。 昨今、スーパーなどで袋詰めにされた“杵つき餅”とかで販売されているが、これは味気ない。 12月30日が我が家の餅つきである。 これは父の代から続いている謂わば我が家の“文化”である。 杵と石臼、蒸籠や釜…
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みんな大好き!

          みんな大好き!                    空 一空     あのネ、私、ゆうたん。2歳の女の子よ。   ゆうたんはね、自慢じゃないけどネ、  生まれる前から大学に通っていたん…
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お助けお化け

                         お助けお化け                                      空  一 空                    オイらは《お助けお化け》って言うんだ。  …
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チャージ終了!

       愛読者の皆様へ  1昨年4月1日から始めました、長編小説「真贋」(300枚)が1年3か月の連載を終え、昨年の今頃、充電期間に入りました。  やっと、梅雨末期の今頃、目覚めました(笑)  そろそろ、執筆にかかろうかと思っています。  その手始めに某出版社の原稿募集に応募した(選外になりました)短編を掲載します。 …
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空 一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                第六六回(最終回)                 十二 終     章  金本らの願いは積年の恨みを晴らすことであった。  西福井新聞・青埜京都支局長の話によれば、南工大森校長は公式…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                  第六五回                 十一 取    材  西四国新聞・金本記者と倉沢カメラマンは、西福新聞・青埜支局長との新春懇親会で得た数々の情報を元に、まず、県工の陰下校長…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週間連載 毎金曜日更新)                第六四回              十 僥倖の罠  西福新聞京都支局長・青埜和雄は西四国新聞と提携事項を忠実に守っていた。  西四国新聞の金本記者も誠実に紳士協定を履行していた。  …
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                  第六三回   校内電話が鳴った。どうやら外線電話らしい。高井教頭が受話器を取った。  「校長室ですが・・・・・。暫くお待ち下さい・・・・」  送話口を手で押さえ  「校長先生、卒業生…
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空 一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第六二回                 九 そっくり 式  辞  陰下校長は五月末から一週間、東京であった全国高等学校長総会から昨日帰ってきたばかりだ。  一週間ぶりに登校して、留…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第六一回  熊西は此処で言葉を切ってグイッとジョッキを傾けた。  青埜はすかさず大ジョッキを注文し自からもジョッキをからにした。  「ウチの校長、大森って言うんだ・・・」  「だれ、そ…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                                   第六〇回                八 支 局 長   この春、西福井新聞(西福新聞と親しまれている)京都支局長になった青埜和雄は各社の朝刊をざっ…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第五九回               七 南 工 入学式   兵庫県立高等学校の入学式は四月八日午後と決められている。  卒業式は大学入試や入社式の関係で、普通高校と職業高校との間で…
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空 一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第五八回                 六 相  談   高井浩三教頭は三根雄に提出公文書作成を教え、且つ、自らも記入を手伝って完成させた。学生時代の夏休み宿題を終えたような安堵感が…
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             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第五七回                五 お 茶 会  時系列を二週間ほど遡る。  地方公務員共済組合(地公共)神戸宿泊所・六麓荘は阪急電鉄・芦屋川駅から芦屋川を十分ば…
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             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第五六回   「校長先生、新聞記者とカメラマンが面会を求めてきていますが・・・・」  西事務長が校長室の扉を半開きにして顔を覗かせた。  「どこの新聞・・・ええ・・・西四国新聞・・・あん…
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             真贋(下巻 真価編)              (週間連載 毎金曜日更新)                  第五五回                              四 校 長 室 の憂 鬱    大森校長は先ほど事務長が届けてくれた、新転任教員一覧表を眺めてため息をついた。  …
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             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第54回   だが、歳雄は唯々諾々と食客のごとき身分に甘んじることはなかった。    《繊維製品を扱っているのでどうしても綿埃が立ちこめる。  それらは比重が軽いから工場内を浮遊してい…
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             真贋(下巻 真価編)              (週間連載 毎金曜日更新)                 第五三回                  三 怨敵  四月一日、熊西歳雄は四十四歳になった。  先月二六日に異動内示を受けていたから、その心つもりは十分だった。  現任校の県立東…
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             真贋(下巻 真価編)              (週刊連載 毎金曜日更新)                 第52回   四月三日、大下三根雄と高井浩三は新任教頭研修のため六麓荘に向かっていた。  発令から未だ三日しかたっていない。  午後三時を過ぎると六甲山麓は日陰になる。山腹を駆け下ってく…
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空一空の連載小説

             真贋(下巻 真価編)              (週間連載 毎金曜日更新)               第五一回   三根雄は校長室の入り口にたって、事務長に先導され入ってきた校長を一礼して迎えた。 校長は三根雄をジロリと陰湿な目で一瞥し、唇の左をやや上げるような笑みを浮かべ席に着いた。  三根…
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